アルバイトを始めた。
ここ4か月ほどニートをしていたため、すべての作業に対して尋常ではない疲労を覚えた。ボケーっと立っているだけの状況でもHPが削られていく感覚があった。
ともあれ、自分の中ではバイトを始めたことによる達成感はある。自分が経済や社会の中に再び入り込めたことへの達成感である。ただ親の資産を食い潰すだけのクソ野郎から、自分で金を稼ぐクソ野郎に成り代わることができたことは大きかったのだ。
社会の一員として生きていくにはそれなりに周りから認められるくらいの能力が必要である。そんな場所を、私は何も持たない状態で駆け抜ける所存である。
以上
